2026年6月15日
パソコンの起動時に突然 「BitLocker回復キーを入力してください」 と表示され、驚いた経験はありませんか?
「BitLockerを設定した覚えがないのに…」という相談もしばしばあります。
なぜ急に回復キーが求められるのか?
BitLockerはパソコンの中身(SSDやハードディスク)を丸ごと暗号化して、盗まれてもデータを守る仕組みです。
Windows 10 や 11 では、Microsoft アカウントでパソコンにサインインするとBitLockerが自動で有効化される場合があります。
そのため、ユーザー自身は設定した覚えがなくても、暗号化が有効になっていることがあります。
通常は、BitLockerを利用していても特別な操作は不要です。
しかし、システム構成の変化が起きると、BitLockerはセキュリティ保護のために回復キーを要求します。
今回のトリガー:Windows Update
2026年6月のWindows UpdateにはUEFIセキュアブート証明書の更新が含まれています。
この証明書はOS起動の安全性を保証する重要な仕組みで、これが更新されると「システム構成が変わった」と判断し、BitLockerが回復キーを要求するケースがあります。
対処方法:別端末から回復キーを確認する
BitLockerの回復キーはロックされたパソコンからは確認できません。
スマホや別のパソコンから以下のMicrosoft公式ページにアクセスしてください。
https://account.microsoft.com/devices/recoverykey
Microsoftアカウントでサインインし、表示された48桁の数字をロックされたパソコンに入力してください。
対処方法:初期化する
残念ながら、回復キーが見つからない場合はパソコンを初期化するしかありません。
パソコン内に保存されていた写真やドキュメントなどのデータはすべて消去されますが、パソコン自体は再び使えるようになります。
暗号化されているため業者に依頼してデータを取り出すこともできません。
BitLockerは「データを守るための暗号化」なので、鍵がない状態でデータを復号する方法は存在しません。
回復オプション等から初期化を行ってください。
