2021年2月22日
Emotet(エモテット)と呼ばれるウイルス感染を狙う攻撃メールについては、当社のブログでも何度か紹介してきました。実在の企業や友達になりすましメールを送り付け油断をさせて感染させるマルウェアです。
今年になって海外の捜査当局から警察庁に対し、Emotetに感染している端末の情報提供がありました。
インターネット上の住所にあたるIPアドレスで約2万6千件の感染が確認され、端末の情報が提供されたそうです。
Emotetに感染している端末の情報はISP(インターネットプロバイダ)に提供され、ISPにおいて、当該情報に記載されている機器の利用者を特定し、メールなどで注意喚起を行っていきます。
気づかないうちに感染して、被害を広げることが多いEmotet。
いるも利用しているパソコンが実は感染していて、突然「Emotet注意喚起」が届く可能性もあります。
でも安心してください。総務省が注意喚起をうけたユーザー専用の相談窓口を設置しています。注意喚起のお知らせが届いたら相談窓口にて対策を案内してくれるとのこと。
NOTICE「Emotetへの対応」
もしかするとこれからISPを騙る詐欺も出るかもしれません。
ISP側からウイルス駆除の費用請求をしたり、パスワードを聞き出すことは絶対にありません。不安になりすぎず、落ち着いて対処をしましょう。
注意喚起が届かなくても心配な場合は、EmoCheckというツールで感染の有無の確認ができます。
ドリームクラフトでもパソコンの診断やウィルス駆除を行っていますので、お気軽にご相談ください。