2021年7月15日

愛媛県内ではじめてデルタ株の疑いがある陽性者が発生したことが昨日発表されました。

疑いのある株は衛生環境研究所でのゲノム解析を経て確定されます。
確定までに1週間程度かかるようです。
デルタ株はインドで猛威をふるった新型コロナウイルスの種類のひとつで感染力が非常に強いと言われています。

県内の感染者数は5月27日からずっと一桁もしくはゼロが続いていましたが、
本日発表された陽性者数は13人で、ぐっと数字が増えた印象！
デルタ株の影響でしょうか？実際にデルタ株の感染力はどのくらい強いのでしょうか？

感染力が強いデルタ株

2月27日に投稿したブログで愛媛県内でイギリス型がでたかも!?と書いています。
当時イギリス型と言っていましたが、今はアルファ型という名前に代わりました。
アルファ型も従来の株より感染力が強いとされていたのですが、
今回言われているデルタ型はアルファ型よりもさらに64％感染力が増していると言われています。
イギリスでも現在の陽性者の99％からデルタ型が検出されているようなので、随分感染力が強そうですね。
インドから広がったデルタ型変異ウイルス　感染力、重症化リスク、ワクチンの効果について

昨日発表されたデルタ株の疑いがある松山市と西条市の陽性者の方には接点があり、感染者の中には関東のひとと接触があった人がいたみたようなので県内感染ではなく県外から来たのかな？と思います。
Yahoo!ニュース「新型コロナ　愛媛初のデルタ株疑い確認」

ワクチンはデルタ株にも有効！

新居浜でもワクチン接種がすすんでいます。
ワクチンを打っても従来株と比べると感染をする可能性は高まるみたいですが、重篤化を防ぐ効果は大きいです。
ワクチン接種が進んでいるイギリスでは、デルタ株の感染者は増加していましたが死亡者数は低いままです。
二回目のワクチン接種をしたら少し安心ですね。
引き続き感染リスクを減らして愛媛県内の感染をおさえていきましょう！