2021年2月24日
携帯電話のCMで「5G」という言葉がよく出てくるようになりました。
5Gとは次世代の通信規格のひとつです。
今携帯電話などで広くつかわれている通信規格は4Gというもので、5Gはその次の通信規格。
Gは「Generation」の頭文字で、通信規格の5世代目という意味です。
ちなみに第1世代は1980年代に登場しました。
あの頃の携帯電話は平野ノラがバブリーネタで持っているやつです。
とても大きいのに通話にしか利用できませんでした。
今では考えられないことにメールもインターネットもできませんでした。
でもあの電話は当時の最先端でしたね。
それから時代がすすみ、今ようやく5Gになります。現在の4Gに比べると20倍の通信速度ということです。
その速さを利用してインターネット上にある膨大なデータをロボットやAIなどが自動的に処理を行ったり、リアルタイムに情報を活用できたりする技術がどんどん進んでいきます。
5GはDXの基盤技術
川崎重工ではすでに去年熟練作業者の動きをロボットに再現させる技術に5Gを活用した実証実験を行っています。
ローカル5Gに関する活用ノウハウや利用技術の獲得を目指し、川崎重工播磨工場で運用中の遠隔操縦で熟練作業者の動きを再現する研削・バリ取り・表面仕上げ用ロボットシステム「Successor-G」において、高精細画像の無線伝送による操作性の検証などを行う。
ロボスタ「川崎重工がスマートファクトリーの実現に向けたローカル5Gの実証実験」
5Gは、自動車のスムーズな自動運転、遠隔医療、ロボットテクノロジーなど企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を一気に発展させると期待されています。
愛媛県 東予初! ローカル5G実証実験
実は新居浜市でもローカル5G実証実験公開イベントが開催されます。
東予地域でははじめてのローカル5Gの実証実験です。興味のある方はぜひご参加ください。
ローカル5Gとは、自治体や企業が自らの建物内、敷地内などの特定のエリアだけで利用ができる5Gネットワークのことです。